忍者ブログ

あえいおうんの翻訳日記

翻訳(特に日英翻訳について)についてつらつらと書いていこうかな、と...今はそのぐらいで。

第64回ほんやく検定を振り返る・・・英日翻訳(1)

おそるおそる第64回ほんやく検定を振り返ってみたいと思います。まずは英日翻訳から。
何となく予想はついていましたが、やっぱりだめだこれ・・・OTL 凡ミスだらけ。

【答案】

Docker Machine

Machineを使用すると、コンピュータ上、クラウドサービス上、およびご自身のデータセンター内にDockerホストを作成できます。ホストの作成、ホストへのDockerのインストール、およびDockerクライアントがホストと通信するための設定が自動で行われます。「Machine」とは、Dockerホストと設定したクライアントの組み合わせのことです。

Dockerホストをひとつでも作成すると、DockerMachineのさまざまなDockerホスト管理コマンドが利用できるようになります。これらのコマンドを使って以下の操作ができます。

  • ホストの起動、検査、停止、および再起動
  • DockerクライアントおよびDockerデーモンのアップグレード
  • Dockerクライアントがホストと通信するための設定

Docker Machineの基礎概念を理解する

Docker Machineを使用すると、ローカルシステムまたはクラウドサービスに存在する仮想マシンでDockerを使用できるよう設定できます。Docker Machineで仮想マシン上にホストを作成したあとは、必要に応じてDocker Engineクライアントを使用して、イメージをビルドしたりホスト上にコンテナを作成したりします。

仮想マシンを作成するには、使用するドライバ名をDocker Machineに指定します。ドライバとは、仮想環境のことです。例えば、ローカルシステムにあるLinux、Mac、およびWindowsの場合、ドライバは一般的にOracle Virtual Boxです。クラウドサービスの場合、Docker MachineはAWS、Microsoft Azure、Digital Oceanなど多くのドライバをサポートしています。サポートする全ドライバの一覧は、Docker Machineリファレンスに記載されています。

DockerはLinux上で動作するため、Docker Machineがプロビジョンする各仮想マシンは基本オペレーティングシステムに依存します。便宜のため、デフォルトの基本オペレーティングシステムが存在します。ドライバがOracle Virtual Boxの場合、デフォルトの基本オペレーティングシステムはboot2docker.isoです。ドライバをクラウドサービスへの接続に使用する場合、基本オペレーティングシステムはUbuntu 12.04以降です。基本オペレーティングシステムは、仮想マシンを作成する際に変更できます。サポートする全オペレーティングシステムの一覧は、Docker Machineリファレンスに記載されています。

作成する各仮想マシンにおいて、DockerのホストアドレスはLinux仮想マシンのIPアドレスになります。このアドレスは、docker-machine createサブコマンドにより割り当てられます。docker-machine lsコマンドを使うと、作成した仮想マシンの一覧が表示できます。docker-machine ip [machine-name]コマンドを使用すると、指定したホストのIPアドレスが返ります。

docker コマンドを仮想マシン上で実行できるようにするには、コマンドラインがその仮想マシンをポイントするよう設定します。使用する設定コマンドは、docker-machine env [machine-name]サブコマンドを使用すると表示されます。Dockerホスト上でコンテナを起動すると、コンテナのポートが仮想マシンのポートにマッピングされます。

全docker-machineサブコマンドの一覧については、Docker Machineサブコマンドリファレンスを参照してください。


では一文ずつ見直しますか。前記事で紹介した「和訳」とも対比してみます。英文の下に和文が2つ書いてあるところは、上から順に原文、自分の訳文、「和訳」の訳文です。


見出し
  • 見出しは「Docker Machine」であまり悩むことはないでしょう。「Machine」を英ママにするか、カタカナで「マシン」とするか、気になるところですが、常に大文字で「Docker Machine」となっていることから、固有名詞と考えて英ママで問題ないと判断しました。

Machine lets you create Docker hosts on your computer, on cloud providers, and inside your own data center.
Machineを使用すると、コンピュータ上、クラウドサービス上、およびご自身のデータセンター内にDockerホストを作成できます。
Machine (マシン)を使えば、自分のコンピュータ上、クラウド・プロバイダ上、またはあなたのデータセンター上に Docker ホスト(Dockerの動作環境)を作ることができます。
  • 「cloud providers」の訳に悩みました。「cloud providers」はそのまま訳すと「クラウドサービスを提供する事業者」になるのですが、これは原文の意図と違うだろうなと推測しました。裏はとってないですが、クラウドサービスの利用者がクラウドサービスを提供する事業者が所有する資産に直接変更を加えることは考えにくいと思い「クラウドサービス」と訳しました。

It automatically creates hosts, installs Docker on them, then configures the docker client to talk to them. 
ホストの作成、ホストへのDockerのインストール、およびDockerクライアントがホストと通信するための設定が自動で行われます。
自動的にホストを作成し、そこに Docker をインストールし、 docker クライアントがそのホストと通信できるように調整します。
  • 原文は能動態ですが、訳文は受動態で訳したほうがよいと思いました。これは、原文の主語が「It」なので能動態で訳すと訳文ではもう一回「Machine」を書かないといけないのが日本語としてくどい、でも訳文も能動態にすると述語動詞の動作主が分からない、それなら受動態にすれば少なくとも「述語動詞の動作主はユーザ(読み手)ではない=動作主はDocker Machine」との解釈が成り立つだろうと考えたためです。
  • 「Dockerクライアントがホストと通信するための設定」はちょっと怪しいですね。設定対象がDocker クライアントであることが分かりにくいです。
  • 「docker client」が「Dockerクライアント」になってしまっていますが、原文でも「docker client」と「Docker client」が不統一なのでこれは訳文内でどちらかに統一されていればOKな気がします。原因としては、「Docker」は翻訳不要な文字列だからマーカをつけておこうと思って一括置換したら、「docker」が「Docker」になってしまったことですね。

A “machine” is the combination of a Docker host and a configured client.
「Machine」とは、Dockerホストと設定したクライアントの組み合わせのことです。
ひとつの “machine” は、Docker ホストと、そのホスト用に設定されたクライアントで構成されています。
  • なんでここだけ「machine」が小文字で書かれているのか気になりますし、そもそもなぜここで「machine」の説明をしているのかが理解できませんでした。「Docker Machine」はそういう名称のソフトウェアと言うかコンポーネントだと思っていたのですが「machine」と言う概念のものが存在するということ? どちらにせよ、そこまで調査していなかったのが甘いかなと思います。
  • 「Dockerホストと」のあとに読点が必要でしたね。「Dockerホストと」が「設定した」に係って読めてしまいます。


今日はここまで。続きはまた今度。



原発事故が起きてから、太陽光発電、蓄電池、風力発電などの「再生可能エネルギー」が注目されていますが、この発電方法はまともな電力を算出できない、近隣住民に身体的被害を及ぼす(特に風量発電はやばい)、火力発電によるバックアップが常に必要、など、全然効果がないだけでなく、むしろ原発の温存に一役買っている、まったくクリーンなエネルギーではないのです(利権の温床になっているという意味でもクリーンではないです)。
気になる方はこちらをご参照あれ。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
よろしかったら以下のバナーをポチッと・・・お願いします。
   にほんブログ村 英語ブログ 英語 通訳・翻訳へ

拍手[0回]

PR

コメント

プロフィール

HN:
あえいおうん(aeyiowumn)
性別:
男性
職業:
翻訳者(日英、コンピュータ関連)
趣味:
クラシックギター?
自己紹介:
ソフトウェア会社に勤める日英翻訳者です。翻訳を始めて9年経ちましたが、勉強不足のせいか英語の表現力不足を最近痛感。真剣に英語能力向上を目指します・・・と思っていたのですが、いろいろあって方向転換中かも。

ブログランキング(「人気ブログランキング」と「にほんブログ村」)に参加しています。よろしければクリックをお願い致します。

にほんブログ村 英語ブログ 英語 通訳・翻訳へ

P R