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あえいおうんの翻訳日記

翻訳(特に日英翻訳について)についてつらつらと書いていこうかな、と...今はそのぐらいで。

【英日翻訳訳文】福島第一原発事故の1週間後に作成されたアメリカ政府文書が機密解除「4号機は、使用済み核燃料がすべて大気中に放出」

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コメント

1. 無題

英語の訳し方ではなく、原文の記載内容に疑義有り。

4号機の燃料プールにあった使用済み燃料は、プールの冷却手段がなかったために水温が日々上昇し、破滅的な事態が予想されましたが、その後消防隊の放水などが功を奏し、水温上昇が止まりました。

その後時を経て、燃料は別の場所に移し替えられています。その際、燃料棒が破損していないかどうかの点検も行われているので、「100%放出」はあり得ません。

この文章を書いた機関や目的・位置づけが不明なので、事実との対比をどこまで示すべきかわかりませんが、もしこういう原稿が仕事で支給されたとすると、訳文を提出する際に「事実とは大きく異なる」旨はコメントするべきと感じました。

Re:無題

あきーらさん、コメントありがとうございました。コメントを頂いてから大変時間が空いてしまい、申し訳ありません。

たしかに日本で報道されているのとは異なることが書いてありますが、それゆえに本記事を取り上げています。4号機は謎なことがまだ多いですが、「こういう観点もありますよ」ということを知らせるためにです。なので、取り上げた記事も事実かどうかは、不明です。その旨断っておけばよかったと反省しています。

ただいまコメントを受けつけておりません。

【英日翻訳訳文】福島第一原発事故の1週間後に作成されたアメリカ政府文書が機密解除「4号機は、使用済み核燃料がすべて大気中に放出」

お久しぶりの更新です。最近夜更かしがまったくダメになって、夜は早く寝ないとダメな体質になりました。そんなわけでなかなかブログの更新もできない状態でした。朝早起きして更新すればいいじゃんって声もありますが、朝もなかなか早く起きれないし・・・会社もあるので時間も限られていて、でも家を出るまでに記事の更新が間に合わないし・・・な状態です。なんかブログ更新しているいつの間にか1時間とか2時間とか時間経ちませんか? 自分が記事書くのが遅いのでしょうか・・・

前回の記事は、第64回ほんやく検定(英日)の見直しだったんですね。ほったらかしです(汗)。こちらも進めたいとは思うのですが、今回はブログ記事の英日翻訳の訳文を晒したいと思います。

もともと、このブログを立ち上げた目的の一つに「自分の訳文を晒す。 あわよくば評価してもらう。」というのがあって、翻訳する文章の選定は少ししてたのですが、肝心な翻訳があまり進められず、なかなか記事をかけずにいましたが、ようやく1つ翻訳が完了したので記事にしたいと思います。

今回翻訳したのは、こちら。

Declassified U.S. Government Report Prepared a Week After Fukushima Accident: “100% of The Total Spent Fuel Was Released to the Atmosphere from Unit 4”
http://www.washingtonsblog.com/2015/12/declassified-u-s-government-report-week-fukushima-accident-100-total-spent-fuel-released-atmosphere-unit-4.html

ちなみに記事の選定ですが、このご時世、翻訳するのであれば、自分が仕事で携わっているIT系の文章よりは、原子力とか、放射能とか、再生可能エネルギーとか、ごみ焼却とか、市民運動とか、そういうものに関連する文章を選ぶ方針になっています。今回翻訳したものもこの方針にしたがって選びました。

それでは、どーぞ。


【訳文】

福島第一原発事故の1週間後に作成されたアメリカ政府文書が機密解除「4号機は、使用済み核燃料がすべて大気中に放出」

2011年、我々は国際原子力機関が福島第一原発のメルトダウンを発生から数週間以内に把握していたことを報じた・・・しかし世の中には広く伝えず、役割を果たすことができなかった。

同年の2011年、我々はアメリカ政府が福島第一原発のメルトダウンを福島第一原発事故から数日以内に把握していたことを報じた・・・しかし、世の中に広く伝えることはできなかった。

2012年、我々は以下のとおり言及した。

『福島第一原発では、地震により電源喪失して間もなく、燃料プールが「沸騰」し、燃料棒が発火、爆発していたと思われる。こちら、こちら、こちら、こちら、およびこちらを参照。』

そして現在、アメリカ合衆国原子力規制委員会が作成したある文書が機密解除になった。津波が福島第一原発を襲ってから1週間後の2011年3月18日に作成されたものなのだが、それにはこう書かれている。

『ソースターム訳注※1については次のとおりNARACに情報が提供された。(1) 2号機は、全核燃料のうち25%が大気中に放出。(2) 3号機は、全使用済み核燃料のうち50%が大気中に放出。(3) 4号機は、使用済み核燃料がすべて大気中に放出。』

NARACとは、カリフォルニア大学のローレンス・リバモア国立研究所にある「大気放出勧告センター」のことである。NARACでは「過失または故意により大気中に放出された有害物質について、拡散分布予測図を作成するツールやサービスを提供している」。

3号機と4号機の燃料プールには、計り知れないほど大量の放射能が含まれていた。

例えるなら、『あの(4号機の)燃料プールには、核爆弾800個が一度にすべて地上で爆発して放出されるよりも大量のセシウム』が存在していた、という感じだ。

【原文】

Declassified U.S. Government Report Prepared a Week After Fukushima Accident: “100% of The Total Spent Fuel Was Released to the Atmosphere from Unit 4”

We reported in 2011 that the International Atomic Energy Agency knew within weeks that Fukushima had melted down … but failed and refused to tell the public.

The same year, we reported in 2011 that the U.S. knew within days of the Fukushima accident that Fukushima had melted down … but failed to tell the public.

We noted in 2012:

The fuel pools and rods at Fukushima appear to have “boiled”, caught fire and/or exploded soon after the earthquake knocked out power systems. See this, this, this, this and this.

Now, a declassified report written by the U.S. Nuclear Regulatory Commission on March 18, 2011 – one week after the tidal wave hit Fukushima – states:

The source term provided to NARAC was: (1) 25% of the total fuel in unit 2 released to the atmosphere, (2) 50% of the total spent fuel from unit 3 was released to the atmosphere, and (3) 100% of the total spent fuel was released to the atmosphere from unit 4.

NARAC is the the U.S. National Atmospheric Release Advisory Center, located at the University of California’s Lawrence Livermore National Laboratory. NARAC “provides tools and services that map the probable spread of hazardous material accidentally or intentionally released into the atmosphere“.

The fuel pools at Units 3 and 4 contained enormous amounts of radiation.

For example, there was “more cesium in that [Unit 4] fuel pool than in all 800 nuclear bombs exploded above ground.”

訳注
※1:核爆発事故などにより放出された放射性物質の量のこと。本文に戻る


今回の翻訳、何に一番時間が掛かったかというと、原文の最初のほうに出てくる

… but failed and refused to tell the public.

の解釈です。「fail to = 〜できない」「refuse to = 〜するのを拒む」なら「fail and refuse = 〜できなくて拒む」? どういうこと? 本当にどう解釈していいか分からなくてwordreferenceで質問したくらいです。

ちなみにQ&Aサイトを使ったのはこれが初めてでしたが、ちゃんと回答をもらえてよかったです。(でもすごく気を遣う・・・とも思いました。)

こちらの詳細は次回の記事に書こうかと思います。



ところで・・・ところで、ところでですよ! 
日本中に放射性廃棄物が埋め立て処分されそうなの、ご存知ですか!?

仏ヴェオリア、日本で低レベル放射性廃棄物処理
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM15H7E_V10C16A4MM8000/
※全文は会員のみ閲覧可能。全文を見たい方はこちらから。
http://beadgcf.cocolog-nifty.com/musicalscale/2016/07/post-c66b.html

「科学的有望地の提示に係る要件・基準の検討結果(地層処分技術WGとりまとめ)(案)」に対する意見募集について
(パブリックコメントです)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM15H7E_V10C16A4MM8000/

政府、自治体は国民の知らないところでこんなことを進めているのです。市民が政府、自治体を監視していかないと本当に好き放題されてしまいます!
ぜひ、皆さんも政府、自治体に働きかけていきましょう! 以下のサイトも見てみてくださいね。
http://wonderful-ww.jugem.jp/?eid=1617

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コメント

1. 無題

英語の訳し方ではなく、原文の記載内容に疑義有り。

4号機の燃料プールにあった使用済み燃料は、プールの冷却手段がなかったために水温が日々上昇し、破滅的な事態が予想されましたが、その後消防隊の放水などが功を奏し、水温上昇が止まりました。

その後時を経て、燃料は別の場所に移し替えられています。その際、燃料棒が破損していないかどうかの点検も行われているので、「100%放出」はあり得ません。

この文章を書いた機関や目的・位置づけが不明なので、事実との対比をどこまで示すべきかわかりませんが、もしこういう原稿が仕事で支給されたとすると、訳文を提出する際に「事実とは大きく異なる」旨はコメントするべきと感じました。

Re:無題

あきーらさん、コメントありがとうございました。コメントを頂いてから大変時間が空いてしまい、申し訳ありません。

たしかに日本で報道されているのとは異なることが書いてありますが、それゆえに本記事を取り上げています。4号機は謎なことがまだ多いですが、「こういう観点もありますよ」ということを知らせるためにです。なので、取り上げた記事も事実かどうかは、不明です。その旨断っておけばよかったと反省しています。

プロフィール

HN:
あえいおうん(aeyiowumn)
性別:
男性
職業:
翻訳者(日英、コンピュータ関連)
趣味:
クラシックギター?
自己紹介:
ソフトウェア会社に勤める日英翻訳者です。翻訳を始めて9年経ちましたが、勉強不足のせいか英語の表現力不足を最近痛感。真剣に英語能力向上を目指します・・・と思っていたのですが、いろいろあって方向転換中かも。

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