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あえいおうんの翻訳日記

翻訳(特に日英翻訳について)についてつらつらと書いていこうかな、と...今はそのぐらいで。

【英日翻訳訳文】仏ヴェオリア社、日本の核廃棄物汚染除去に新規参入

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【英日翻訳訳文】仏ヴェオリア社、日本の核廃棄物汚染除去に新規参入

また間が開いてしまいました・・・ブログの更新はなかなか続かないですね。

今回はまた英日翻訳の訳文を投稿してみたいと思います。今回はこちらです。


URL「nikkei」という文字があることからもお分かりのとおり、日経が運営しているサイトです。アジアに関するニュースを集めた英語サイトのようです。そして今回取り上げたニュースは、日本でも実は報道済みです。

仏ヴェオリア、日本で低レベル放射性廃棄物処理
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM15H7E_V10C16A4MM8000/

※全文は会員のみ閲覧可能。全文はこちらに記載されていました。

翻訳しようと思った理由ですが、日本のニュースが日本と海外で取り上げかたが違うことがよくあると自分は思っているのですが、日本のニュースを同じ新聞社が日本語と英語の両方で報道したとき、何か内容に違いを持たせている(日本語のほうで報道してない内容が英語のほうで入っていたりとか)のでは? と思ったからです。

結果的には日本語と英語で内容はほぼ同じでした・・・同じ新聞社が作っているので当たり前と言えば当たり前ですけど。

では訳文をどうぞ。


【訳文】

仏ヴェオリア社、日本の核廃棄物汚染除去に新規参入

<写真>

ヴェオリア社のCEOであるアントワーヌ・フレロ(Antoine Frerot)氏が、日本における今後の事業計画について、パリで行われたThe Nikkeiの最近のインタビューで語った。

パリ -- 世界屈指の水処理企業であるヴェオリア社が低レベル放射性廃棄物処理による日本での事業拡大の好機を見出していると、CEOであるアントワーヌ・フレロ(Antoine Frerot)氏がThe Nikkeiの最近のインタビューで語った。

     同社は、放射性廃棄物処理に対する強い需要が、今後原発の廃炉が多くなると見込まれる日本で発生すると予測。最近買収した、低レベル放射性廃棄物処理の専門技術を有する米国企業キュリオン社を中心に、放射性廃棄物処理事業に取り組んでいくという。

     また、廃棄物処理などの原発廃炉関連事業が2030年までに2000億ドル規模になると試算。フレロ氏によると、低レベル放射性廃棄物処理に重点を置き、2020年までに本事業における売上高4億ドルを目指すという。同氏は、老朽化が進み安全に稼働できなくなる原発が増えていく日本・アメリカ・フランス・イギリスからの需要が半分以上になると見込み、これらの国々を重点市場と位置づけている。

     原発廃炉の際、コンクリートやその他多くの設備などといった低レベル放射性物質が、廃棄物全体の重量の9割以上を占める。このためヴェオリア社は、原子炉の解体と高レベル放射性物質の処理よりも、低レベル放射性物質の処理に力を入れようとしている。

     「キュリオン社は現在、低レベル放射性廃棄物の濃縮と捕捉を満足のいく費用で行える唯一の企業です。また保有する技術も、我が社のものと非常によく調和します」と語るフレロ氏。「(低レベル放射性廃棄物の)除去や処理などのサービスを手頃な価格で(日本の)電力会社に提供していきます」とのことだった。

     さらに同氏は、2011年3月に原発事故が発生した東京電力福島第一原子力発電所周辺の汚染土壌について言及した。

     「我が社はキュリオン社と連携し、(原発周辺が)再び居住可能になるよう大量の汚染土壌を処理、除染する能力があります」と語るフレロ氏。「このようなサービスを国の機関に提供していきます」とのことだった。

水事業のさらなる機会を求めて

ヴェオリア社は当初、2002年に水道サービスで日本に進出した。

     「我が社は都市における水道施設の性能向上、水道水の品質向上、コスト管理・投資管理の改善、顧客サービスの向上を支援することができます」と、日本において水事業も拡大させたいという同社の熱意を見せながらフレロ氏は語った。

また、「我が社は今のところ、日本の水道事業に取り組む唯一の海外企業です」と語った。「海外の民間企業で唯一、2014年に(神奈川県)箱根において上水道事業の契約を獲得し、公共事業の認可を得ています。」

     「日本でのビジネス開拓が、我が社の真の野望です」と語る同氏。「特に、水管理サービスをより魅力的な価格で提供できると思っています。このような付加価値により、顧客である地方自治体の皆様には我が社との提携にご納得して頂けると思います」とのことだった。

アジアへの野望

ヴェオリア社は他のアジア諸国への事業展開も計画している。1990年代中頃から事業を開始した中国は、同社にとってアジアで最も大きな市場だ。

     「我が社は、主要都市向けに水道サービスを管理する大規模事業を発展させてきました」と語るフレロ氏。「今後は、循環型経済(ゴミがほとんど出ない産業経済)に関する活動や、有害廃棄物の処理、工業団地での水循環管理、暖房装置の管理といった大手製造業者向けサービスを発展させていきたいです」とのことだった。

     また、韓国では工業用水管理に力を入れているが、さらに「バイオマス、省エネ、有害廃棄物処理などの事業も発展させていきたいです」と語った。

     「アジアでの収益は、2018年には2015年比で17%増加し、工業に関する契約に限れば年30%成長すると予測しています」と語るフレロ氏。インドやシンガポールなど「既存のアジア市場すべてにおいて事業拡大を計画中です」とのことだった。

     ヴェオリア社は、世界中におよそ7,500箇所ある浄水場を管理するほか、様々な国に廃棄物処理業務や再生可能エネルギー業務も提供している。2015年の売上は合計2500億ユーロ(2820億ドル)。


【原文】

France's Veolia forays into nuclear waste cleanup in Japan

<Picture>

Veolia CEO Antoine Frerot talks about the company's plans in Japan in a recent interview with The Nikkei in Paris.

PARIS -- Veolia, the world's leading water treatment company, sees an opportunity to expand in Japan by processing low-level radioactive waste, CEO Antoine Frerot said in a recent interview with The Nikkei.

     Veolia anticipates strong demand in Japan, where a number of nuclear power plants are expected to be decommissioned in the coming years. The company's endeavor will center on newly acquired Kurion, a U.S. business with expertise in treating low-level radioactive waste.

     The French company estimates that waste disposal and other businesses related to decommissioning nuclear reactors will be worth $200 billion by 2030. Veolia aims to generate $400 million in sales by 2020 from those businesses, focusing on processing of low-level waste, Frerot said. He positions Japan, the U.S., France and the U.K. as key markets, with more than half of demand expected to come from those countries as more reactors become too old to operate safely.

     In decommissioning reactors, low-level radioactive materials such as concrete and various equipment account for more than 90% of waste in terms of weight. Veolia aims to focus on handling such waste, rather than taking down reactors and dealing with highly radioactive materials.

     "Kurion is currently the only company capable of concentrating and capturing low-level radioactive waste at an acceptable cost. Its skills also fit very well with those of Veolia," Frerot said. "We will offer [Japanese] electricity companies a service that includes cleaning up and treating [such waste] at an affordable cost."

     The CEO cited contaminated soil around Tokyo Electric Power Co. Holdings' Fukushima Daiichi power plant, the site of the March 2011 nuclear disaster.

     "Veolia, with Kurion, is capable of treating and decontaminating that large volume of soil so that [the area] can become habitable again," he said. "We will offer these services to the public authorities."

More opportunities in water

Veolia first ventured into Japan with its water services in 2002.

     "We are capable of helping cities improve the performance of their water networks, the quality of the water distributed, control over costs and investments and customer service," Frerot said, indicating the company's desire to expand this side of its business in Japan as well.

"We are currently the only non-Japanese company working in Japan's water industry," he said. "We are the only private-sector foreign company to have won a public service concession, the drinking water contract in Hakone [in Kanagawa Prefecture] in 2014."

     "Developing our business in Japan is a genuine ambition of ours," the CEO said. "In particular, we think we can provide water management services at a more attractive price. I hope that the value we add will convince municipal clients to work with us."

Asian ambition

Veolia also looks to expand in other Asian countries. China, where Veolia has operated since the mid-1990s, is the company's biggest market in Asia.

     "We have developed a large business managing water services for major cities," Frerot said. "We now want to develop our activities relating to the circular economy [i.e., an industrial economy that produces little waste] and our services for large manufacturers: treating hazardous waste, managing the water cycle at industrial parks and managing heating systems."

     In South Korea, the company is focusing on industrial water management, but "we want to develop our biomass, energy efficiency and hazardous-waste treatment businesses" as well, he said.

     "We expect our Asian revenue to grow by 17% between 2015 and 2018, with annual revenue growth of 30% in industrial contracts alone," Frerot said. "We are planning to expand our business in all existing Asian markets" including India and Singapore.

     In addition to managing water and sewage-processing plants in roughly 7,500 locations worldwide, Veolia offers waste-processing and renewable-energy businesses in various countries. The company's sales totaled 25 billion euros ($28.2 billion) in 2015.


今回はニュース記事ということで、ニュース記事っぽくなるよう意識して訳したつもりです。前回よりはスムーズに訳せたと思いますが、それでも、最後から2つ目の段落の「industrial contracts」には悩まされました。結局微妙な訳になっています。残念。

ちなみに、仏ヴェオリア社は「低レベル放射性廃棄物」の処理に取り組もうとしていますが、最近「高レベル放射性廃棄物」の「科学的特性マップ」というのが公開されたのをご存知でしょうか?


見てみたらわかりますが・・・ほとんど「適正あり」になってるじゃないですか! これは大変。以下のブログなどを見て対策しないと!


こちらもよろしければ見てみてください。
http://beadgcf.cocolog-nifty.com/musicalscale/2017/08/post-cd1d.html

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プロフィール

HN:
あえいおうん(aeyiowumn)
性別:
男性
職業:
翻訳者(日英、コンピュータ関連)
趣味:
クラシックギター?
自己紹介:
ソフトウェア会社に勤める日英翻訳者です。翻訳を始めて9年経ちましたが、勉強不足のせいか英語の表現力不足を最近痛感。真剣に英語能力向上を目指します・・・と思っていたのですが、いろいろあって方向転換中かも。

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